スリーフィンガー

アルペジオではコードの音を順番に弾いていく、というのが基本ですが、スリーフィンガーでは親指でベース音を弾き、人差し指、中指で高音を弾く、といった感じになります。

慣れないとアルペジオよりも弾きにくいと思いますが、弾けるようになれば指で弾くパターンが格段に増えるので練習してみてください。

右手の記号

finger

T・・・親指 (Thumb)
i・・・人差し指 (index finger)
m・・・中指 (middle finger)
r・・・薬指 (ring finger)

アルペジオと同じようにスリーフィンガーでも指の記号を使います。薬指は基本的には使いません。

タブ譜の下にあるアルファベットは右手のどの指で弾くかを表しています。アルファベットの表す指は右の絵の通りです。

スリーフィンガーの練習

スリーフィンガーの基本的なパターンがこれです。

スリーフィンガー

親指で6弦と3弦、または4弦を交互に弾きます。親指でベースラインを弾き、そこに高音を乗せるイメージです。親指が一定のリズムなので、高音側の弾かない部分がとても大事です。弾かない部分を意識して練習するといいと思います。

パターン1

基本的なパターンです。コードを変えて練習してみてください。

スリーフィンガー01
パターン2

親指の2つ目の音がパターン1では3弦だったのをこちらは4弦に変えています。

スリーフィンガー02
パターン3

パターン2にさらに音を加えたものです。

スリーフィンガー03
パターン4

弾き方はパターン2と同じですが、親指の1つめの音を交互に変えて弾いています。

スリーフィンガー04