ギター用語を紹介します。
あ
アクセント
ストロークやアルペジオなど演奏のときにつける強弱のこと。演奏のときアクセントをつけないとそれっぽく聞こえない。
アコースティック
音響、音の響き、という意味だが、一般的には電気を使わない楽器、演奏のこと。
アドリブ
ラテン語のad libitumの略。予め決まっておらず、その場で思いついたフレーズなどを演奏することを言う。即興(improvisation)とほぼ同じ意味。
アンプ (amplifier)
amplifierの略。言葉の通り入力された音を増幅する機械のことをいう。普通はスピーカーは含まず、増幅する部分だけを指す。エレキギターなどに使うアンプは「ギターアンプ」の項を参照。
インストゥルメンタル(instrumental)
歌が入っておらず、楽器のみで演奏される曲のこと。
インプロヴィゼーション(improvisation)
予め決まっておらず、その場で思いついたフレーズなどを演奏することを言う。アドリブとほぼ同じ意味。
インレイ(inlay)
ギターのヘッドのロゴ、フィンガーボードのポジションマーク、サウンドホールの飾りなど、埋め込んで施されている装飾のこと。
ウェスタンギター
フラットトップギターの中で、ドレッドノート、ジャンボなどのボディサイズが大きいギターのこと。
エンドピン
ボディに下についているストラップを取り付けるためのピン。エレキギターではストラップピンという場合が多い。
エコノミーピッキング
次にピッキングする弦が高音弦側ならばダウン、低音弦側ならばアップでピッキングするギター奏法のこと。オルタネイトピッキングよりも早くピッキングできるためメタルなどでよく使われる。
オープンチューニング
レギュラーチューニングに対して、何も押さえず開放弦で弾いた場合にコードになっているようなチューニング。オープンG、D、E、Aなどのチューニングがある。
オープンコード
開放弦が含まれているコードフォームのこと。ローコードと同じ意味。
オルタネイトピッキング
アップとダウンを交互に繰り返してピッキングする奏法。最も一般的な奏法。
か
ギターアンプ
エレキギターの音を増幅するための機械。スピーカー部分を含むものをコンボアンプ、スピーカ部分を含まないものをスタックアンプという。
クォター・チョーキング (quarter bending)
音程を1/4(quarter)上げるチョーキングのこと。微妙な音程を出すのに使われる。
合板
アコースティックギターなどでボディに用いられる木のうち、何枚かの板を張り合わせているなど、一枚板でない板のこと。
コンボアンプ
エレキギターの音を増幅するための機械でスピーカー部分を含むもののこと。
さ
サイド
ギターのボディの横の部分。
サドル
ブリッジについている弦を支えているギターの部品のこと。象牙が最高級品だが、牛骨、プラスチックなどいろいろな素材のものがある。
スタックアンプ
エレキギターの音を増幅するための機械でスピーカー部分を含まないもののこと。
スライド
ギター奏法の一つ。フレットからフレットに滑らせるようにして音を出す奏法。
ソリッドボディ
エレキギターのうち、ボディに穴のあいていないもののこと。
た
単板
アコースティックギターのボディに用いられる木で、一枚板のもののこと。
チョーキング
ギター奏法の一つ。弦を引っ張って音を高くする奏法。ベンドともいう。
トップ
ギターのボディで正面の部分。
な
ナット
フィンガーボードとヘッドの間にある弦を支えるギターの部品。象牙が最高級品だが、牛骨、プラスチックなどいろいろな素材のものがある。
は
ハーモニクス (harmonics)
ギター奏法の一つ
バック
ギターのボディの裏側の部分。
ハンマリング・オン (hammering on)
ギター奏法の一つ。ピッキングした後に弦を叩くように押さえることで音を出す奏法。
ビブラート (vibrato)
ギター奏法の一つ。押さえている指を縦、もしくは横に揺らして音を変化させる奏法。
プリング・オフ (pulling off)
ギター奏法の一つ。押さえている指を引っ掛けるように放して音を出す奏法。
フレット (fret)
フィンガーボードに打ち付けてる金属の部品。フレットの位置で音程が決まるため重要な部品。また弾いているうちに磨り減ってくるため、すり合わせ、もしくは交換を定期的にする必要がある。
ベンド (bending)
ギター奏法の一つ。チョーキングと同じ。英語ではこっちを使う。