アルペジオというのは、ストロークではいっぺんに弾いていたコードの音をバラバラに弾く奏法のことです。ここではアルペジオのパターンをいくつか紹介します。
実際に演奏するときはこういったパターンを組み合わせて弾くことが多いです。ここで紹介したパターンを弾いてみて、気に入ったパターンを組み合わせたり、アレンジしてみたりして弾いてみてください。
アルペジオのパターン
アルペジオのパターンをいくつか紹介しています。
パターン1
ルートから3、2、1弦と弾くベーシックなパターンです。
パターン2
これもよく聞くパターン。高音の順番が変わります。
パターン3
パターン1の順番が変わったものです。
パターン4
パターン3と似ていますが、薬指と中指で同時にピッキングします。
パターン5
ちょっと変わったパターンですがこんなのもたまに見かけます。
パターン6
ルートから3、2、1弦と弾くベーシックなパターンです。
パターン7
パターン3あたりと似ていますが、最初の音を親指と薬指で同時にピッキングします。
パターン8
3連譜の入ったパターン。
パターン9
親指がシンコペーションしているパターン。こう弾くことで曲にアクセントをつけられます。
パターン10
パターン9のバリエーション。
パターン11
ちょっと今までのものとは違ってしまいますが、ベースが降りてくるパターン。
右手の記号
T・・・親指 (Thumb)
i・・・人差し指 (index finger)
m・・・中指 (middle finger)
r・・・薬指 (ring finger)
アルペジオでは、親指で6、5、4弦、人差し指で3弦、中指で2弦、薬指で1弦を弾きます。紹介した例では右手の指も示してあるので最初はこの通り弾いてみてください。
タブ譜の下にあるアルファベットは右手のどの指で弾くかを表しています。アルファベットの表す指は右の絵の通りです。